社労士池原の労務管理日誌

アクセスカウンタ

zoom RSS 退職予定者への有給休暇の付与について

<<   作成日時 : 2017/09/10 16:57  

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

【ご相談内容】
7年勤めたAさんが9月30日に退職するのですが、毎年9月5日に有給休暇が付与されています。
退職を申し出た8月1日現在の有休休暇の残日数は18日なのですが、8月中旬から18日間の有給休暇を消化するとともに、有給休暇消化中の9月5日に、新たに有給休暇が20日間発生するため、そこからさらに20日間を消化すると申しております。
退職することが分かっている者でも、有給休暇消化期間中でも、新たに有給休暇は発生するのでしょうか?

【私からの回答】
ご相談の件ですが、何か腑に落ちない気がするのもわかるのですが、法的には有給休暇を取得した日は通常通り勤務したものとして取り扱うことになっております。

そして、有給休暇は、過去1年の出勤率が8割を超える場合に付与されます。
有給休暇を取得した日も通常通り勤務したこととして扱いますので有給休暇を消化したとしても出勤率は下がりません。

また、退職することがわかっている人を除くというような例外規定もありませんので、退職が決まっている者でも在職していれば法定通りの日数が与えられます。

よって、今回のご質問のケースでも、9/5に20日与えられます。

会社としては、従業員からの有給休暇の取得の申し出に対して、業務上支障が生じる場合は、時季変更権を行使して、違う日に取得するように命じることは可能です。
しかしながら、Aさんは9月30日に退職することが決まっており、9月30日までに取得できる限りにおいて時季変更権を行使することは可能と思われますが、9月30日までに取得ができないにも拘わらず時季変更を命じれば、結果としてそれはAさんの有給休暇の取得を拒否することになりますので、法の趣旨に反するため難しいと思われます。


***********************
フロネーシス社労士事務所
社会保険労務士 池原伸
電話 06-6777-8610
***********************


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
退職予定者への有給休暇の付与について 社労士池原の労務管理日誌/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる