社労士池原の労務管理日誌

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zoom RSS 労働時間の変更を従業員の同意なしにできるか

<<   作成日時 : 2016/02/14 13:35   >>

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【ご相談】
弊社の所定労働時間は9時00分から18時00分ですが、業務の都合上、9時30分から18時30分に変更したいと思うのですが、会社が一方的に変更しても良いものでしょうか?

【私からのご回答】
労働時間は、当初決定したものからその後は一切変更してはいけないというようなものではありません。業務の都合により変更の必要性が生じることは往々にしてあると思います。
ただし、勤務時間が伸びる場合は、不利益変更となりますので原則として従業員様の同意が必要となります。勤務時間が伸びない場合は、労働時間としては不利益とはなりませんので、使用者の裁量権の範囲内で、同意がなくとも変更可能です。
問題は裁量権の範囲内とはどういうものかということになりますが、この点@変更の必要性とAその変更により影響を受ける程度、の2点で判断されると考えられます。
つまり、朝9時から夕方6時までの勤務だった人に、夜8時から翌朝5時までの勤務に変更したら、たとえその変更に必要性があったとしても、これを受け入れる労働者への負担が大きすぎるとして、裁量権の逸脱が指摘されると思います。
ひるがえって、今回のご相談者様の会社では、勤務時間を伸ばさず、30分始業、終業時刻をずらすという内容ですので、問題なく使用者の裁量権の範囲内で同意がなくとも実行可能と考えられます。
もちろん、実際の進め方としては、労働者の過半数代表者や各部署の責任者等には、事前に変更しようとされている事情や変更時期等をご説明し、理解を得ておかれるほうがよいかと思います。
尚、始業・終業時刻は、就業規則の必要的記載事項ですので、労働者過半数代表の意見を聴取した上で就業規則の改正が必要となります。

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フロネーシス社労士事務所
社会保険労務士 池原伸
電話 06-6777-8610
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